卒業生、当時を懐かしむ 高岡・博労小で1日限定「思い出館」、お盆に合わせ作品展示
富山県高岡市の博労小学校で卒業生の作品を保存している「ばくろう思い出館」が14日、お盆に合わせて、この日限定で開館した。各年代の同校周辺の風景を描いた絵画などが展示され、卒業生らが懐かしそうに眺めた。 同館は創校100周年を記念し、2001年に校内に開設された。明治時代から2023年度末までの卒業生の絵画や作文、書など約3万7千点を保管し、このうち約1万点をデータベース化している。 この日は絵画や書など約60点を並べたほか、希望者には係員が本人の作品を検索、印刷して渡した。自身の絵画を受け取った塚原泰治さん(72)は「当時の先生や友人のことを思い出した」と話した。 同校同窓会が主催し、お盆と正月に公開している。北日本新聞社後援。