マドンナ、ステージで椅子ごと倒れる ワールドツアー「Celebration」の舞台で事件発生
事件が起きたのは先週末のシアトル公演。「Open Your Heart」を歌いながら舞台の花道に出てきたマドンナは用意してあった椅子に座って、脚を開いてパフォーマンス。その背後にダンサーのダニエル・シビリが登場、マドンナが座っている椅子を引っ張って花道を移動し始めた。しかしピンヒールを履いていたシビリは滑って転倒。当然マドンナも一緒に倒れてしまった。 【動画】マドンナがステージで椅子ごと倒れる瞬間の映像
しかしマドンナはすぐに椅子から離れるとステージに腹ばいに。そのまま歌い続けるというプロ根性を見せた。続いて立ち上がると再び椅子に座り、パフォーマンスを最後まで続けた。
これまでもたびたび舞台でハプニングに見舞われてきたマドンナ。おそらく最も有名なのは2015年のブリットアワードでのパフォーマンス中に起きた事件。マドンナは長いケープをつけて登場、階段を上りながら歌い始めた。しかしケープが引っ張られ、背後から階段を落下。マドンナが床にぶつかる鈍い音に会場は静まり返ったが、マドンナはすぐに立ち上がると歌を再開。そのまま最後まで踊りながら歌い続けた。
彼女はのちにあるインタビューで「ケープのひもをきつく結びすぎた」と告白。ケープを脱ぐと同時に後ろのスタッフが引っ張って回収する演出が上手くいかなかったと説明した。「でも何ものも私を止めることはできない。愛が私を励ましてくれた。私は元気!」と発言、ハプニングには負けないと宣言した。 今回もきっとマドンナは元気なはず。となると気になるのはミスとはいえ、彼女を椅子ごと倒してしまったシビリの運命。ステージ上でのマドンナは倒れた後、想定外の出来事に思わず笑ってしまっていた。バックステージでもこの笑顔が続いていたことを祈りたいもの。