走行中に列車の扉が開かないようにする機能に不具合・・・気づかず1ヵ月半運用 近鉄けいはんな線・大阪メトロ中央線の1編成 車両改造工事の際に確認せず
近畿日本鉄道は去年12月末から今月9日までの間、走行中に誤って扉が開かないようにする保護機能が作動していない状態で、車両を走行させていたと発表しました。 問題のあった車両は近鉄けいはんな線・大阪メトロ中央線を走行していた1編成で、9日に定期検査をした際、正常に作動していなかったことを確認したということです。 当該車両には走行速度が時速5km以上になると扉が開かないようになる「戸閉保安機能」がついていますが、2023年10月に車両改造工事をした際、この機能が正常に作動するか確認をしていなかったということです。 近畿日本鉄道は再発防止策としてチェック体制の強化・車両改造工事後の車両システム機能検査を徹底するとしています。
ABCテレビ