韓国ニュースター、負傷のキム・ドヨンは豪州戦出場へ意欲…左股関節に痛みも「大丈夫」「最善を尽くす」【プレミア12】
韓国メディア「OSEN」が17日、野球の国際大会「プレミア12」に出場し、16日の1次リーグB組第4戦(台湾・天母)でけがで途中交代した韓国代表の主砲キム・ドヨン内野手(21)が軽症で18日の最終オーストラリア戦(台湾・天母)に出場する意欲があると報じた。 ◆美脚炸裂…プレミア12、各国のチアリーダー【写真】 「大きなけがを免れ、18日に行われるオーストラリアとの最終戦に出場できる見通しだ」と報じた同メディアは、同選手のコメントを交えて報道。「3番・三塁」で出場していた同選手は6回の守備で相手が三盗した際に左股関節の痛みを訴えて交代したが、「1回の守備で少し痛みが出た」と話すと「下半身の疲労が少しある感じだが、シーズン中もこの程度の違和感は常に持っていた。大丈夫」と説明し、オーストラリア戦の出場について聞かれると「大丈夫」と答えたという。 今大会で2大会ぶりの優勝を目指す韓国は、ここまで1次リーグで2勝2敗と後がない状況となっている。韓国の試合がない17日の結果次第で1次リーグ敗退が決まる中、同選手は18日のオーストラリア戦に向けて、「最善を尽くす姿をお見せするつもりだ」と話したと報じた。 同選手はKIAに所属する若き大砲。今季は打率3割4分7厘、38本塁打、109打点、40盗塁の成績を残し、韓国球界史上最年少で3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成。今大会は第2戦のキューバ戦でモイネロ(ソフトバンク)から満塁本塁打を放つなど、韓国のみならず大リーグのスカウトも注目する存在となっていた。途中交代した前日の試合後はX(旧ツイッター)で「キムドヨンが本当に心配」「何事もなければいいけど」と日本のファンからも心配する声があがっていた。
中日スポーツ