「このまま終わる自分ではありません」清水エスパルスの秋葉忠宏監督が契約更新「必ず這い上がって見せます」
「泣いている場合でもない」
2023年12月6日、清水エスパルスが秋葉忠宏監督との契約を更新。「2024シーズンも引き続き指揮を執ることとなりましたので、お知らせいたします」とクラブ公式ホームページで発表した。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 今季は残念ながらJ1昇格を果たせず、東京Vとの昇格プレーオフ決勝のあと、秋葉監督は厳しい言葉を並べた。 「見ての通り、何も勝ち得なかった。ただただ、それだけ。何回負けて泣いてんだっていう。プロとして何も残せていない。まだまだ足りないってことですから。僕を含めて下を向いている場合でも、泣いている場合でもないです。 しっかりとこれを心に刻んで、これからのフットボール人生、どうキャリアを過ごすのか。まだまだフットボーラーとして、プロとして、人間力、勝負強さ、メンタリティ、そういうものが全て足りないということですから、このオフに自分がどうなりたいのか、一人ひとりが見つめ直して、しっかりと自分たちのキャリアをどう過ごすべきなのか、考えたいと思います」 J2・4位という結果を受けて契約更新。秋葉監督は来季こそJ1昇格をと、そう誓う。 「2023シーズンのリーグ戦ではあと勝ち点1、プレーオフではあと1ゴールが足りず、J1昇格することが叶いませんでした。シーズンを通してアイスタやアウェイの地にも、J1昇格プレーオフ決勝が行われた国立競技場へも、とても多くの方に足を運んでいただきましたが、皆さんを悲しませてしまう結果となってしまったことを大変申し訳なく思っています。 ただ、このまま終わる自分ではありませんので必ず這い上がって見せます。応援してもらえるクラブ、チームになるよう尽力してまいります。2024シーズンもエスパルスファミリーが一丸となって戦い抜きたいと思いますので、引き続き、熱い熱い後押しをいただけますと嬉しいです」 構成●サッカーダイジェストTV編集部