【密着】履歴書・面接なしで働ける「スキマバイト」 幅広い年代で利用…気軽にさまざまな仕事の経験も
■買い物ついでに“スキマバイト”
続いて、東京・中央区のファミリーレストラン「デニーズ馬喰町店」。スキマバイトに応募したのは、主婦の伊藤祐子さん(57)と飲食経営の久和真紀さん(53)です。 デニーズ馬喰町店・塚田亜津紗さん 「下げもの、ドリンクバーの補充・清掃、お料理の提供をお願いしたい」 働くのは、午後3時半から1時間だけ。時給は1400円です。この時間帯、1人しかいないパート従業員を助けます。 主婦・伊藤祐子さん(57) 「いらっしゃいませ」 主婦の伊藤さんに、このスキマバイトに応募したきっかけを聞いてみると… 主婦・伊藤祐子さん(57) 「私用で近くまで来る用事があった。ついでにちょっと働いてみよう」 この日の夕方、娘さんと買い物にいく予定があるそうで、その前に少しだけ働きたかったといいます。 料理を提供する合間をみつけて清掃。手慣れた様子でメニューをそろえる姿は、もともと店で働いている従業員のよう。実は伊藤さん、この1年でスキマバイトを80回近く経験しているんだとか。 主婦・伊藤祐子さん(57) 「新しい環境で刺激を受けて、リフレッシュしたい」 飲食店の他、ピザや寿司の配達、スーパーの店員など、さまざまなスキマバイトに挑戦してきたといいます。
■就業規則や労働時間など十分に確認を
一方、「日替わり大盛りランチでございます」と、ホールの作業をそつなくこなす久和さんも… 飲食店経営・久和真紀さん(53) 「午前中はそば屋さんの洗い場」 この日すでに、そば屋さんで4時間働いてきたんだとか。 気軽にさまざまな仕事を体験できるスキマバイト。アプリで応募すれば、すぐに働くことができるため、事前に就業規則や労働時間など、よく確認することが大切だということです(求人アプリの運営会社などによる)。 (6月26日放送「news every.」より)