【高校野球】仙台育英が弘前学院聖愛に逆転負け 13安打も4失策が響く
◆春季高校野球東北大会準々決勝 弘前学院聖愛7―6仙台育英(15日・仙台市民) 仙台育英(宮城)が弘前学院聖愛(青森)に6―7で敗れた。相手を上回る13安打を放ちながら4失策と守備が乱れた。須江航監督は「ミスがあっても、不調であっても、そういう経験を積みたい。大変貴重な経験をさせていただきました」と選手を責めなかった。 初回2死二塁から4番・鈴木拓斗一塁手(3年)が左前へ放って先制したが、2回に失策が絡んで2失点。5―4とリードしていた5回には内野の2連続失策から追いつかれ、その後に勝ち越しを許した。湯浅桜翼(おうすけ)主将(3年)は「守備がふがいなくてピッチャーに申し訳ない。単純に実力不足です」と振り返った。 打線は4回まで9安打を浴びせて毎回得点。8回に1点を返し、9回は1死一、三塁と逆転サヨナラの好機を作ったが、あと一歩及ばなかった。
報知新聞社