［ＧⅠ有馬記念＝２０２４年１２月２２日（日曜）３歳上、中山競馬場・芝内２５００メートル］ 　海外帰りの馬を狙おうとして「前走の勝因や敗因は？」と調べたら情報が少なかった…ということがないだろうか。東スポ競馬Ｗｅｂの「記者メモ」では、「レースメモ」（上段で切り替え可能）に前走後のジョッキー談話が載っているのだが、海外のレースに関しても「取材メモ」の方でしっかりフォローしている。有馬記念に出走する前走海外組３頭について、まとめてみた。

シャフリヤール

　ＢＣターフ３着・Ｃ・デムーロ騎手「スローペースだった。彼にとっては少し小回りがきつく、コーナーで外にモタれるところがあった。今年も３着に来てくれて、とてもよく走ってくれた」

プログノーシス

　コックスプレート２着・レーン騎手「いいスタートを切り、想定していたよりも前めにつけて、道中は良いリズムで回ってこられました。プログノーシスは一生懸命走って力は出し切ってくれましたが、今日は勝った馬が強すぎました。４コーナーでヴィアシスティーナに外から来られたときは、ついていくことができませんでした」

ローシャムパーク

　ＢＣターフ２着・ルメール騎手「スタートが遅かった。１周目で冷静に走ってくれたけど、スローペースで少しかかりました。直線では間に合わなかったけどすごくいい脚でした。惜しかったね。３、４角でよくポジションを上げられました。２４００メートルは少し長いです」 　なお、トレセンへの帰厩日はシャフリヤールとプログノーシスが今月３日で、ローシャムパークが同５日。シャフリヤールに関しては、担当記者がその時点で「年齢的に大きな上下動はないが、帰国後も状態はいい。年齢を重ねてどんなコースでも力を出せるようになっている」という陣営のコメントを取材メモに書き込んでいる。遠征帰りの不安はなさそうだ。