地方に転職することになったので、車を買おうと思っています。 地方で一人暮らしなら「軽自動車」でも問題ないですよね?
地方での生活は、都心とは異なり公共交通機関が充実していない場所も多く、電車やバスだけで移動することが難しいケースが多くあります。 しかし車を所有するには、購入費用のほかにも毎月の維持費がかかるため、一人暮らしであればなるべくコストをかけず軽自動車で済ませたいと考える人も少なくないでしょう。 そこで本記事では、軽自動車の維持費について解説します。軽自動車のメリットのほかデメリットも紹介しているため、自動車購入の参考にしてみてください。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車を維持するために必要なものは?
車を所有するには、購入費用が必要です。しかし購入したあとにも必要になるお金についてご存じでしょうか。まずは車を維持するためのお金について詳しく解説します。車を維持するため、毎月必要なのは次の費用です。 ・ガソリン代 ・駐車場代など 毎月かかる維持費のほかにも、車にかかるお金はあります。 ・任意保険 ・自動車税 ・メンテナンス費用(洗車、オイル交換など) ・車検費用など 自動車税は年に1度、1万800円(軽自動車の場合)納める必要があり、車検は新車購入より3年、2回目以降は2年に1度受けなければいけません。ディーラーや車検専門店、カー用品店などで受けられ、費用は5~15万円程度です。 任意保険やメンテナンスにかかる費用は、選ぶものによってコストを抑えることもできます。これらをざっくり計算すると、軽自動車を維持するには一般的に年間約23万円必要になるといわれています。
車を所持しながら一人暮らしをするコストはどれくらい?
総務省統計局によると、2023年度の単身世帯の月間平均支出は16万7620円です。しかし、この金額は車を所持していない人も含まれた平均値です。そのため16万7620円に加え、年間の車の維持費で必要な約23万円を月割りにした1万9167円が必要になると考えておくと、現実との乖離が少なくなるでしょう。 これらを踏まえると、車を所持しながら一人暮らしをするには、毎月18万6787円ほど必要になることを想定しておく必要があります。