同友会「訪中しやすい環境を」 代表団が中国副主席に要望
【北京共同】中国を訪問中の経済同友会の代表団(団長・新浪剛史代表幹事)は4日、北京で韓正国家副主席と会談し、中国で相次ぐスパイ容疑での邦人拘束などを念頭に置き「中国に来やすい環境をつくってほしい」と要望した。日本人の短期滞在のビザ免除再開や2025年大阪・関西万博への協力も求めた。新浪氏が会談後明らかにした。 韓氏は会談冒頭で日中関係は「肝心な時期にある」と述べ、同友会に対し経済貿易分野の架け橋としての役割をさらに発揮してほしいと呼びかけた。新浪氏によると、韓氏は万博を応援していきたいと応じたという。 代表団は3~5日の日程で訪中し、上海も訪れる予定。