Saucy Dog石原慎也「やっぱりFコードでつまずくよね」“ギター初心者あるある” を3つ紹介
Saucy Dogのボーカルギター・石原慎也がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! Saucy LOCKS!」。5月7日(火)の放送では、リスナーのメッセージをきっかけに、“ギター初心者あるある”を3つ紹介しました。
――リスナーのメッセージ
【石原先生こんばんは! 最近、趣味でギターを始めました。弾き始めてから、指の先の皮がめくれてしまいました。強く押さえすぎでしょうか?】 石原:え~、どうだろうな? 音楽をやっていると、こういうギターの質問をもらうことが多々あるんです。せっかくなので、今夜は「ギターを始めたら普通に起こること」の授業をお届けしたいと思います!
――ギターを始めたら普通に起こること
『1:指の皮がめくれる』 石原:言ってくれたように、指の皮がめくれるじゃないですか。で、俺もそうなんだけど、そのまま強く押さえすぎていると、爪の面積が小さくなっていくんですよね~……。 深爪っていうか、爪と皮膚の間が剥がれて痛いの。俺はもう慣れたけどマジで痛くなるし、爪がどんどん短くなっていきました。だから、もう5年か10年ぐらいすると、左の指の爪がなくなるんじゃないかな……?(笑)。 『2:Fコードでつまずく』 石原:やっぱり、Fコードでつまずくよね。よく言うじゃない? FとかB♭とかB……この辺は「セーハ」って言って、人差し指で1弦から6弦までを全部押さえるの。握力の問題なのかもしれないけど、これがなかなか難しくて。音が出なかったり出づらかったりするから、そこでつまずく人が多いんじゃないかなって思いますね。俺もつまずいた1人でございます……! 「セーハ」するってことは、そのぶん手を余分に動かしたりしないといけないので、コードチェンジもスピーディにできなかったりするんだよね。だから、最初のうちはその部分でつまずいちゃう、っていう。曲のテンポに合わせて弾きづらくなっちゃったりとかね。 『3:新しい発見』 石原:今までは、ちょっとネガティブなことを言ってきたんですけども……。今まで興味なかった音楽とかバンドとかを聴いて、「実はこの人たちってこういうことしてたんだ!」という新しい発見や気づきがあったり、「簡単そうに聴こえてんのに、意外とテクニカルなことしてるんだな」とか。そういうことがわかるようになってくるんじゃないのかな、って思います。難しいけどね。 俺は吹奏楽部だったからベースとかによく耳がいってたんで、「ベースって、こういうふうに動いてんだな」とか、「ギターって、こんなに難しかったんだ」とか、やってみてわかったことがありましたね。(リスナーに)ギター始めたみたいですけど、ちょっとでも役に立てたらいいなと思って、今回はこの授業をさせていただきました!