サッカーJ3「福島ユナイテッドFC」がJ1川崎フロンターレと業務提携
サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)は1日、天皇杯全日本選手権を制したJ1川崎フロンターレと業務提携した。クラブ間の交流を深め、チーム力強化につなげる。 川崎の監督を6年務めた関塚隆氏が福島Uのテクニカルダイレクターに、選手やコーチで川崎に25年在籍した寺田周平氏が新監督にそれぞれ就任した。今季は川崎から育成型期限付き移籍で2選手が加入した。両クラブとも「地域に密着したクラブづくり」を掲げ、同じ価値観、方向性を持っているとして業務提携に至った。今後は選手やスタッフの人材交流、スカウト情報やチーム強化のノウハウの共有を図る。 締結式は川崎市の川崎フロンターレ本社で行われた。福島Uを運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長は「川崎は福島Uのロールモデルとなる存在。多くを学ばせていただきたい」、川崎の吉田明宏社長は「交流を通じて若い選手たちに経験や成長の機会を与える」と語った。
福島Uは2013(平成25)年からJ1湘南ベルマーレとも業務提携している。