11月の有効求人倍率1.16倍 栃木労働局会見
とちぎテレビ
11月の栃木県内の有効求人倍率は1・16倍で前の月とほぼ同じ水準になりました。 栃木労働局によりますと、県内で仕事を求めている人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は11月は1・16倍で前の月に比べて0.01ポイント上回りました。 新規の求人数については、全体では前の年の同じ月に比べて4.0%減っていますが、運輸業・郵便業はネット通販の受注が増えことなどで2カ月連続で増加、医療・福祉も5カ月連続で増加しました。 一方、小売業や生活関連サービス業・娯楽業などでは前の年に大量の求人があり、その反動減などから前の年の同じ月と比べて減少しています。 栃木労働局では県内の雇用情勢について「持ち直しの動きに足踏みがみられる」との判断を去年9月から15カ月連続で維持していて、今後も物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要があるとしています。
とちぎテレビ