CAを志すなら「下着にも」気配りを...? 身だしなみガイドラインで“スタッフの下着”まで厳しく指定した航空会社が話題に
アメリカの航空会社で、ジョージア州アトランタ市に本社を置く「デルタ航空」。先日同社は、客室乗務員志願者に向けて「身だしなみのルール」について2ページにわたるメモを発表。そこには、“下着の着用”についても記載されており、話題となっている。 【写真&動画】この服装で会社に行くのはNG?それともアリ?ワンピース着用で“上司に怒られた”女性が話題に
客室乗務員に求める身だしなみ
自社のウェブサイト上で、客室乗務員志願者に向けて面接時、研修時、そしてキャリアを通じての「身だしなみ」に関する厳しいガイドラインを発表したデルタ航空。ガイドラインのなかには、特定のネイルをしてはいけない理由からまつ毛の長さまで、身だしなみに関する細かなルールを数多く盛り込んでいる。 そして多くの人の注目を集めたのが、「下着」に関するルール。客室乗務員志願者と現客室乗務員は「“適切な下着”を着用しなければならないが、見えてはならない」とのこと。 その他にも、「まつ毛は極端な長さやボリュームを避け、自然な状態にすること」「顔の産毛は整え、きちんと手入れをすること」など細かくルール化されている。ネイルに関しては、すべて同じ色で揃え、ネオンカラーやマルチカラー、デコレーション、グリッター、手書きのデザイン、エアブラシを使用したネイルは禁止とのこと。 服装については下着のルールの他に、「服装はプロとしてふさわしいフィット感のあるものでなければならない」「ワンピースおよびスカートの丈は膝丈または膝下であること」なども記載されている。
細かな身だしなみルールに対する世間の反応
同ニュースには多くの人から意見が寄せられており、『Daily Mail』紙の記事のコメント欄には、このような声が届いているよう。 「“適切な下着を着用”と規定しなければならないのは悲しいこと。けれどこれが2024年の状況なのでしょう。デルタ航空に良い印象を与えるような従業員の服装を要求することは、同社がもつ権利の範囲内。身だしなみ規定に明記されていなければ、Tバックのラインが見える服装で勤務する人がいるだろうから」 「公衆の面前で仕事をするのに、適切な身だしなみときちんとした服装が明記されなければならないとは、なんて悲しい時代なんだ」 「きちんとした下着を着用するが、見えてはいけない。どうやってチェックするのか気になる」 「デルタ航空の行動に賛成。身だしなみの基準や期待は、この仕事の重要な部分ですし、彼らにとってもいいことだと思う」 『Daily Mail』紙によると、デルタ航空の広報担当者は同紙に対し、この変更は新しいものであり、身だしなみについて“より具体的にすること”が目的であると語っている。 「すべての候補者に透明性と明瞭性を提供するため、私たちは『成功をもたらす服装』をし、客室乗務員の仲間入りを目指している人たちに素晴らしい第一印象を与えるよう奨励しています」
Harper's BAZAAR JP