台風 危険性と直前の備えは?
毎年日本列島を襲う台風。その危険性と直前の備えなどに関する情報をまとめた。 台風の強さは4段階に分けられる。最大風速が毎秒33メートル以上が「強い台風」、44メートル以上が「非常に強い台風」、54メートル以上が「猛烈な台風」と表現される。
台風の強さ
表現(最大風速) ・猛烈な台風(54m/s以上) ・非常に強い台風(44m/s以上~54m/s未満) ・強い台風(33m/s以上~44m/s未満) ・表現なし(33m/s未満) 出所:気象庁 風速が毎秒20~30メートルだと、何かにつかまっていないと立っていられず、飛来物によって負傷する恐れがある。35メートル以上になると、多くの樹木が倒れたり、ブロック塀が倒壊することもある。
台風の大きさ
表現(強風域の半径) ・超大型(800キロ以上) ・大型(500キロ以上800キロ未満) ・表現なし(500キロ未満) 出所:気象庁 台風の大きさは3段階ある。10分間の平均風速で毎秒15メートル以上の「強風域」の半径が500キロ以上のものを「大型台風」、800キロ以上を「超大型台風」と表現する。
暴風、大雨をもたらす台風への備えとして気象庁は、3点を確認するよう呼び掛けている。 1.屋外の備え 窓や雨戸の補強、風で飛ばされそうな物の固定など 2.屋内の備え 食料や飲料水、懐中電灯といった非常用品の準備など 3.避難場所の確認 災害の危険性がある場所をハザードマップで確認、学校や公民館など指定避難場所の確認
防災気象情報の主な入手先
・気象庁ホームページ ・国土交通省の携帯電話用サイト ・キキクル(危険度分布)の通知サービス ・都道府県や市町村の情報提供サービス <詳細情報は、ページ下部の【関連記事】リンクを参照>