犬飼貴丈らの寸劇や“床ドン”に大盛り上がり「自分の中にない引き出し」 林芽亜里は高松アロハの意外な一面を暴露<はじりこ>
11月7日(木)よりスタートするドラマ特区「初めましてこんにちは、離婚してください」(毎週木曜0:59-1:29ほか、MBSほか)の第1話先行試写・完成披露トークイベントが11月1日に行われ、W主演の犬飼貴丈、林芽亜里、共演の西垣匠、高松アロハ、高橋光臣が登壇。役どころや共演者に知ってほしい秘密・今だから話せるエピソードなどを語った他、「No.1イケメン選手権」を行った。 【写真】胸キュンゼリフと共に大胆な“床ドン”を披露する犬飼貴丈 ■純度高めな“恋がしたくなる”ピュアラブストーリー 同作は、小説投稿サイト「Berry’s cafe」(スターツ出版)で連載され、2017年に小説を発刊、2019年にはコミカライズ化もされ、2021年に「電子コミック大賞2021」女性部門賞を受賞した、小説&コミックス累計180万部突破の同名作が原作のピュアラブストーリー。 林演じる京都で千年以上の歴史がある旧家の令嬢・結城莉央(ゆうき・りお)と、犬飼演じるIT界のイケメン社長・高嶺正智(たかみね・まさとも)の、前代未聞の恋愛攻防戦を描く。 また、高嶺の右腕的存在の副社長・天宮翔平(あまみや・しょうへい)役で西垣、莉央の頼れる幼なじみ・税所羽澄(さいしょ・はずみ)役で高松、莉央が信頼をおく日本画の師匠・設楽桐史郎(したら・とうしろう)役で高橋が出演する。 ■「とても新鮮で、貴重な体験をさせていただいた」 自身が演じた役どころについて、犬飼は「勝手なイメージなんですけれども、IT企業ってなんか理系なイメージがすごいするんですけれども、(自分は)バリバリ文系で。まずそこからどうしようかなといろいろ考えながら、どうやったらIT企業の社長っぽく見えるかなというのを考えながら撮影に臨ませていただきました」と振り返る。 また、「恋愛モノをそこまで経験してきたわけじゃなかったので、監督たちと密に話し合いながら、アドバイスをいただきながらシーンを作っていった」と語り、「とても新鮮で、自分の中にない引き出しだったので、貴重な体験をさせていただいたなというふうに思っております」と明かした。 18歳の林は「莉央ちゃんの人生では、私がまだ経験していないようなことがたくさんあったので、演じる面ではすごく難しかったんですけど、それこそ莉央ちゃんも、高嶺さんや他の登場人物と接していく上で、新しい感情や経験をしていく女の子なので、そういう面では私もこの現場でたくさん新しい感情や経験ができたので、そこは通じるものがあるなというふうに思いながら撮影していました」とコメント。 西垣は「天宮という役は、高嶺と対照的に明るくて、ちょっとおばかさんというか、ドタバタしてるキャラクターなんですけれども、それがかわいらしく映っていればいいなと思いながらやっていました。僕も学生時代、“副”と付く役職に就きがちで、副委員長とか、書記とか、サポート係は結構多かったので、サポートしたいタイプの方の気持ちも分かるのでそれはすごく楽しかったです」と話す。 高松は「羽澄はお嬢様に対する気持ちがすごく真っすぐなんですよ。僕、超特急というグループに所属しているんですけど、“真っすぐ”担当なんですよ。だから、かかっているなと思って、運命を感じました。僕にしかできないと思いました」と自信をのぞかせた。 高橋は「まず、日本画家と聞いてドキッとしましたよね。超有名な日本画家というところから入っているので。絵の素養があまりなかったんですよね。なので、いろいろな美術館に行って、見れば見るほど分からなくなって(笑)。美術館を回る中で、すごく繊細に描いてるんだなというのが見て取れたので、そういう意味では、この作品も本当に絵みたいで、私からしたらこれからの芸能界を背負っていく皆さんが、絵の中で繊細に芝居を重ねていく。そこに、この設楽桐史郎がどういうふうな立ち位置で入っていけるか。そういう意味ではちょっと難しかったです」と語った。 ■林芽亜里が高松アロハの意外な一面を暴露 続いて、共演者に知ってほしい秘密・今だから話せるエピソードを「○○宣言」と題して発表するフリップトークが行われた。 犬飼は「汗かき宣言」、林は「ミス宣言」、西垣は「ゲーマー宣言」、高松は「筋肉宣言」、高橋は「ほぼ娘宣言」とそれぞれ回答し、林は、「このドラマは撮影の前にリハーサルがほぼ全シーンあったんですけど、羽澄さんのセリフで結城(ゆうき)家っていうセリフがあったんですね。でもそれを高松さんは“きじょう”家って言っていて(笑)。夕飯(ゆうはん)を“ゆうめし”って言ったりだとか、結構笑わせていただきました」と高松の意外な一面を暴露。 そう暴露された高松は、「すみませんでした。もう本当に漢字苦手なんですよ」と終始恥ずかしそうにしていた。 その他、男性キャストがくじで引いた劇中の胸キュンゼリフを披露し、会場のファンの拍手の大きさを競いつつ、林が一番心に響いた人を選ぶ「No.1イケメン選手権」と題したコーナーも。犬飼が“壁ドン”の指示を“床ドン”に代えて披露したり、高橋が緊張でセリフを言い間違え全員でツッコんだりと大盛り上がり。 最終的に林は、「拍手が一番多かったのは高橋さんの『お前が欲しい、好きだ…』だったんじゃないかなと」と高橋に投票し、高橋は「お嬢様~!」と叫び、喜びをあらわにしていた。 ■「いろいろな感情がジェットコースターのように目まぐるしく襲ってくるドラマ」 最後に高橋は「この芸能界をこれからどんどん盛り上げていくメンバーで、冒頭から衝撃的なタイトルとともにラブストーリーがどんどん深まっていきますので、ぜひ最初から最後まで楽しんでいただけたらなと思っております」とコメント。 高松は「この作品は展開がすごくたくさんありまして、もう毎晩キュンキュンしてしまうような作品となっていますし、何より僕のお嬢様に対する真っすぐさを、ぜひテレビで見てもらえたらなと思います」と呼び掛ける。 西垣は、「この作品は、みんな不器用で、主にここのお二人(高嶺と莉央)なんですけど、“ぶきっちょ”な2人がすごくかわいらしく、本当に毎週キュンキュンしてしまう物語となっております。ものすごく見やすいですし、ポップな世界観ではあるんですけれども、人を好きになるとか、愛だとか、そういったテーマが込められているので、ぜひ最後まで見ていただけるとうれしいなと思います」とアピール。 林は「このドラマは、ラブコメということもあるので、笑いあり、キュンキュンありなんですけども、それぞれの登場人物がそれぞれに与え合う影響だったり感情だったりがすごく丁寧に描かれていて、人と人とのつながりをすごく感じられる作品だと思っているので、皆さんのこのドラマを見ている30分間が楽しいものになればいいなというふうに思っています」と笑顔。 そして犬飼が「1人1人のキャラクターたちがものすごく魅力的でかわいらしくて、そして楽しくて、温かくて、切なくて、キュンキュンしてといういろいろな感情がジェットコースターのように目まぐるしく襲ってくるドラマだなと思っております。ぜひ、皆さまに最後まで楽しんでいただけるよう“監視”しております。よろしくお願いいたします」と呼び掛け、イベントは終了した。 ※高松アロハの高は正しくは「はしご高」