体当たりからミサイルまであらゆる手段で岩を削るゲーム『(the) Gnorp Apologue』が発売。低価格クリッカーゲームながら「非常に好評」
個人ゲーム制作者のMyco氏は12月15日(金)、同氏が開発した新作ゲーム『(the) Gnorp Apologue』を発売した。 対応プラットフォームはPC(Steam)。税込価格は通常720円だが、12月22日(金)までの期間限定でリリース記念セールを実施しており、10%オフの648円にて購入可能だ。 『(the) Gnorp Apologue』のなかでプレイヤーは「gnorp」と呼ばれる小さな存在を指揮してマップ内に存在する大きな岩を削っていく。また、削った石の欠片は施設に運ぶことで資源として活用できるようになる。gnorpたちは岩を削って取れた欠片を用いることでその数や保有する技術などを増やすことができるため、さらに大量に岩を削れるようになっていく。 岩はプレイヤーがクリックをすることで削ったり運んだりすることができ、一方でgnorpたちはプレイヤーが操作しない間もプレイヤーが指示した行動を続ける。いわゆるクリッカーゲームのひとつ。 本作の特徴として、ゲーム内で攻撃対象となっている岩は一定のタイミングを超えると、自身の欠片を吸収しはじめる点が挙げられる。岩は削っただけでは資源として活用できず施設へ運ぶ必要があるため、施設へと運ぶ前に岩へ吸収されてしまうとその分の欠片はあらためて削らなければならない。 とはいえ、岩は欠片を回収しはじめると同時にカラフルな欠片を落とすようにもなる。岩による吸収は単なるデメリットや罰ではなく、ゲームが進行し新たなステージに進む際の処理と考えた方がいいかもしれない。 公式サイトの記載によると、本作は開発者が初めて世に出したタイトルであり、もともとは開発者が自身のガールフレンドのために開発を始めたという。公式サイトでは、開発者がプログラミング言語「Rust」を学ぶことに決めてから数か月後、本作の元となったゲームを改めて改良することにしたそうだ。 開発者はその後、友人にゲームを見せたり、海外のアカウント制掲示板「Reddit」で短尺の動画を公開したりしながら、本作の完成まで漕ぎつけたとのこと。 Steam上の様々なデータを収集・公開している外部サイト「SteamDB」によると、本作はリリース直後から順調にプレイヤーを拡大しており、ゲームの同時接続者数は一時3000人を超えている。Steamストアページに寄せられたユーザーからのレビューも、記事執筆時点で投稿された334件のレビューのうち97%が好評と絶賛されており、一定以上の成功を収めているようだ。 小さなGnorpを手助けしながら、あらゆる手段を用いて岩を削るゲーム『(the) Gnorp Apologue』はPC(Steam)向けに販売中。税込価格は通常720円のところ、12月22日まで10%オフの648円にて購入可能だ。
電ファミニコゲーマー:うきゅう
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