避難にかかる時間は? 「逃げ地図づくり」 防災課題への認識深める/岡山・津山市
美作大学(岡山県津山市北園町)で5日、損保ジャパン津山支社(山下)による「逃げ地図づくり」のワークショップが開かれ、非常時に避難に要する時間を可視化する体験を通じ、楽しみながら地域の防災課題への認識を深めた。県内大学では初開催。
ボランティアセンターの呼びかけで、大学生9人と教職員ら4人のほか、交流のある吉備国際大学の学生・教職員3人が参加。
大学周辺の地図を作成し、安全な地点まで避難に要する時間で色を塗り分けた。地図の完成後、気付きを発表し合った。参加者からは「地域の防災に関する情報をより多く収集していきたい」などといった声が聞かれた。
同社は「地域の防災力向上に今後も貢献していきたい」としている。
津山朝日新聞社