東京都知事選、7日投開票 少子化、防災対策など争点 9選挙区の都議補選も
東京都知事選は7日、投開票される。今回の選挙では、最新の合計特殊出生率が0・99と過去最低を記録した都の少子化対策や防災対策などが争点となっている。また、過去最多を大幅に更新する56人が立候補し、選挙ポスターや政見放送の問題など選挙のあり方そのものが問われている。 【写真】「女性の全裸選挙ポスター」をはがす候補者(一部画像処理をしています) 選挙戦は、3選を目指す無所属現職の小池百合子氏(71)を自民、公明両党が支持し、無所属新人の前参院議員、蓮舫氏(56)を立憲民主、共産、社民の各党が支援する事実上の与野党対決を軸に展開。結果は国政に影響を及ぼす可能性がある。 ほかには、いずれも無所属新人で、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)らが立候補した。 都選挙管理委員会によると、6月19日現在の選挙人名簿登録者数は1153万3132人。前回投票率は55・00%。 また、江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩(多摩市、稲城市)の9選挙区に計30人が立候補した都議補選(各欠員1)も都知事選と同日の7日に投開票される。
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