きょう(火)は関東を中心に初夏の陽気になり、群馬県の伊勢崎では25℃以上の夏日を観測して記録的な高温となっています。 　異例の暑さがあす(水)は一変、真冬の寒さに逆戻りです。 　さらに今週後半にかけて前線が日本付近に停滞して関東や東海は警報級の大雨となるおそれがあります。 　群馬県の伊勢崎ではきょう(火)、25℃を超えて今年本州で初めての夏日となり、2月1位の高温記録を更新しました。 　ただ、あす(水)は異例の暑さが一転、真冬の寒さに逆戻りとなります。

東京の時系列予報

　東京は日中も一桁で気温差は10℃以上、ダウンジャケットが必要なほどの寒さです。 　季節変化が激しくなっている原因は前線の位置です。 　暖かさと寒さを分ける前線が水曜日には南に下がり、冬の空気が列島を覆います。 　さらにこの前線は今週後半にかけて日本付近に停滞して、まるで梅雨のような天気となりそうです。

週間予報(天気)

　週間予報をみても雨や曇りマークばかりで、警報級の大雨となる恐れがあります。 　雨の予想で確認すると水曜日は関東から西で朝から雨が降りやすく、午後はまとまった雨雲が九州から関東、北陸にかかり、東北は雪となりそうです。 　地震の被害を受けた北陸は少しの雨でも土砂災害に警戒してください。 　また、東海など太平洋は雷雨となるおそれがあり、道路の冠水などに注意が必要です。 （気象予報士・佐藤圭一）