7年ぶりの再開 30年以上続く園児の「田植え体験」背景には農家減少も…「米の大切さを感じてもらえたら」
汗ばむような陽気となった29日、鳥取県倉吉市では、園児たちが元気いっぱい田植えに挑戦しました。 【写真を見る】7年ぶりの再開 30年以上続く園児の「田植え体験」背景には農家減少も…「米の大切さを感じてもらえたら」 記者 安松裕一 「裸足で田んぼに入ると、ひんやりして気持ちいいです。子どもたちにとっても貴重な体験です」 倉吉市の農業大学校の田んぼで田植えを体験したのは市内の「ひまわり保育園」の園児たち、11人です。 この保育園では、食育活動の一環として30年以上前から田植え体験をしていますがここ数年、協力農家の減少やコロナ禍もあり中断を余儀なくされていました。 しかし今回は、農業大学校の協力で およそ7年ぶりに再開。 植えたのは「ハクトモチ」というもち米の苗でひざまで田んぼにつかった園児たちはどろんこになりながら、学生と一緒に田植えを楽しみました。 園児 「楽しかった」 「冷たかった」 ひまわり保育園 吉村真理恵 園長 「普段どろんこで遊べることもないので、とても喜んでいたと思います。田植えの大変さも経験して、これから稲刈りも経験させてもらうので、米の大切さを感じてもらえたらと思っている」 園では秋に稲刈り体験をして、収獲したもち米で餅つきを予定しているということです。
山陰放送