「ウグイス嬢の要求に従い…」304票差で落選の新見市の前市長 公選法違反容疑で書類送検【岡山】
岡山放送
新見市の戎斉前市長が、11月に行われた市長選挙で、いわゆる「ウグイス嬢」に法定の限度額を超える報酬を支払ったとして、公職選挙法違反の疑いで12月19日に書類送検されたことが分かりました。 書類送検されたのは、新見市の戎斉前市長(68)です。関係者によりますと、戎前市長は妻とともに11月の市長選挙の期間中、選挙カーなどで呼びかける「ウグイス嬢」の女性2人に法律で定められた上限1万5000円を超える報酬を支払った疑いです。妻と報酬を受け取った女性2人も同じ容疑で書類送検されました。 戎前市長は11月の市長選で新人に304票差で敗れ、任期満了を待たずに12月2日に辞職しています。OHKの取材に対し、戎前市長は「公職選挙法に触れているという認識はあった。人手不足だったためウグイス嬢からの要求に従い支払った」とコメントしています。
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