高知県の6月補正予算案は昨年度より54億円減少 出生数は過去最少に 会見で知事は「むしろ厳しさを増している」
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高知県は来週開会する県議会6月定例会に動物愛護センターの整備費用などを盛り込んだ、およそ8600万円の補正予算案を提出します。 【写真を見る】高知県の6月補正予算案は昨年度より54億円減少 出生数は過去最少に 会見で知事は「むしろ厳しさを増している」 6月県議会に提出される補正予算案は、一般会計の総額でおよそ8600万円です。 このうち、高知市と共同で運営する動物愛護センターの整備に向けた基本設計などの費用としておよそ4000万円を、クラウドファンディングによるふるさと納税の寄付を活用して、県内小中学校の備品購入などを支援する「ふるさと母校応援制度」におよそ4500万円を計上しています。 今回の補正予算は、新型コロナ対策や物価高騰対策の予算が計上されていないため、2023年度の6月補正予算に比べるとおよそ54億円縮小しています。また、去年1年間に高知県内で生まれた子どもの数が3380人と過去最少になったことを受け濱田知事は。 (濵田省司 高知県知事) 「最近の少子化傾向がいろいろ努力はしておりますが、なかなか反転するに至っていない。コロナ禍の影響もなくはないと思いますけれども、むしろ厳しさを増していると受け止めています」 6月県議会は6月21日に開会します。
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