「ロンギヌスの槍」彫刻の丘から常盤橋たもとへ移設【宇部】
常盤公園で、昨年10月から彫刻の丘(野外彫刻展示場)に設置されていた人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する「ロンギヌスの槍(やり)」のレプリカの移設工事が進んでいる。約300㍍離れた常盤橋のたもとに展示場所を移し、23日ごろに工事を終える。 展示は、宇部市出身の庵野秀明監督が原作・総監督を務める「エヴァンゲリオン」にちなんだ「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」の一環。13日からクレーン車などで作業を進め、これからライトアップのため、電気工事などを行う。 新たな展示場所は、彫刻の丘からときわ湖水ホール方面へと向かう同橋の西側のたもと。 散歩中だった吉井和美さん(32)=床波5丁目=は「後ろにある湖との相性がいい。ライトアップされたときにどう見えるのかが楽しみ」と期待を寄せていた。中原健仁さん(51)=防府市=は「場所が変わっていることを知らなかった。今は囲いがされているので、工事が済んだらまた見に来たい」と話した。