ハウザー、来日公演直前にニュー・アルバム『クラシックII』を発表
2CELLOSのメンバーとして活躍し、4月末にソロとしては初の来日公演を予定しているハウザー(HAUSER)が、来日公演直前の4月19日(火)にニュー・アルバム『クラシックII』を発表します。このアルバムから、韓国の作曲家 / ピアニストであるイルマの「キス・ザ・レイン」カヴァーが公開されています。 最新作『クラシックII』は、2020年2月発売されたハウザーのソロ・デビュー作『クラシック』に続くプロジェクト。バッハやショパン、マーラーなど、自身のルーツに戻ったクラシック作品を中心に、ジャンルを超えた美しいメロディをロンドン交響楽団と演奏した2023年4月の最新録音を収録しています。日本盤のみボーナス・トラックとして、エンニオ・モリコーネの息子アンドレ・モリコーネ作曲の「テーマ・フォー・エンニオ」を収録。この曲はこれまで配信限定シングルだったもので、今回、世界初CD化が実現します。 ハウザーは新作について「チェロという楽器は美しく、歌うような曲を演奏するのに本当にぴったりなんだ。そしてオリジナル曲よりもっといいものになる可能性があると思う。ニュー・アルバムで演奏しているのは声楽、ピアノ、オーボエなどのソロ楽器のためのものからオーケストラ作品、そして時代もバロックから現代に書かれたものまでと幅広い。これらの美しいメロディを新たにチェロで歌わせることが、自分にとってのゴールだった」「この“クラシック”企画は自分にとってこの上ない大きな喜びであり、まさに“夢”のアルバムなんだ。自分のルーツであり、いちばん大好きなクラシック・レパートリーを演奏するからね。素晴らしいオーケストラと一緒にいい音響のスタジオで、状態のよい楽器で演奏する、というのが小さかった頃の自分の夢だったんだ。演奏するメロディは、子供の頃夢中になった、自分の中の最も古い記憶の一部でもあるんだ」とコメントしています。