若林豪

　俳優の若林豪（84）が23日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。結婚57年になる妻との夫婦円満の秘訣を語った。 【写真】かっこいい！1985年10月、ミュージカル「シカゴ」の稽古に励む若林豪（中央） 　2人でよく散歩に出かけることを明かした若林。妻は足を悪くしているが誘うと喜ぶといい、「こっちが努力しないとダメだと思って。頑張るの嫌だなと思いながら」と“頑張って”誘っていることを告白。歩調が合わず、「もっとゆっくり私に合わせなさい」と文句を言われると、「ぜいたく言うなよってなる」と少しけんか腰になるというが、「けんかっていいんですよ。やっていいんですよ。その代わり、早い時間にピシッとやめて、向こうの気持ちを立ててやって。そうすると、そのあとは優しくなるし、丸くなるし、良くなります」と早い仲直りで円満を保っている。 　また、妻の“誘導”で家事を手伝うことも明かした。夫人から「良い主人は食器を洗うのよ」と言われ、「そうすると、洗わないわけにはいかないんですよ。だから一生懸命やってます。極力洗うようにしています」と笑った。他にも、ご飯を炊いたり、みそ汁を作ったりもするという。 　08年には名古屋での舞台出演中に体調不良になり、慢性硬膜下血腫の手術を受けた。その際に必死に支えてくれた妻には感謝してもしきれないという。子供、孫らの呼びかけがあったことを振り返り「聞こえるんですよ、はっきりと」とし、「生き返った。人間って簡単には死にませんよと思いました」と語気を強めた。また、妻には「あなたのおかげで私は生き返った気がすると、感謝しますと伝えた」と感謝の気持ちを素直に伝えた。