違法賭博関与の水原一平容疑者は米球界永久追放か 大谷翔平と銀行をだます卑劣手口
銀行詐欺の疑いで訴追されたドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)が、MLB機構から「永久追放」される可能性が出てきた。 米全国紙の「USA TODAY」が14日(日本時間15日)に「イッペイ・ミズハラは、球界から永久追放となる可能性に直面している」と報じたもの。水原容疑者は2021年9月から違法賭博にのめり込み、莫大な借金を抱えた。そこで手をつけたのが、あろうことか大谷の銀行口座。大谷本人になりすまして銀行側をだまし、自分のメールアドレスなどをひも付け、大谷に取引の通知がいかないようにした上で1600万ドル(約24億5000万円)もの大金を胴元側に不正送金していた。 MLBは賭博行為に対して厳しい姿勢を打ち出しており、選手らが野球賭博に関与した場合は1年間の資格停止、自らが関与した場合は永久追放とする規約も存在する。水原容疑者のケースで野球賭博は確認されていないが、MLB側は〝厳罰〟を科すとみられるという。 大谷の信頼を逆手に取って懐に入り込み、次々と明るみに出る水原容疑者の背信行為。SNSなどでは「当たり前」「逆にしなきゃいけない」などの声が上がっている。 また、連邦地検の捜査が完了した後、MLB側は大谷が不正行為に関わっていなかったことを確認するため、面談を行う予定としている。
東スポWEB