臼田あさ美、剛力彩芽の“視野の広さ”に脱帽「ちょっとした現場のトラブルにもすぐさま反応していた」<夫婦の秘密>
2024年1月4日(木)よりスタートする木曜ドラマ23「夫婦の秘密」(毎週木曜夜11:00-11:54/全10話、BS-TBS)の製作発表会見が都内で行われ、主演の臼田あさ美をはじめ、剛力彩芽、豊田裕大、山下幸輝、古川毅、桃月なしこが役衣装の“喪服姿”で登壇。主題歌を担当するChe’Nelleも駆けつけ、撮影の裏話やドラマの見どころなどについて語った他、男性陣から女性陣へ花を渡す場面では驚きの仕掛けがあった。 【写真】外れてしまった臼田あさ美のネックレスをつける剛力彩芽 ■登場人物全員が裏の顔を持つ”愛憎・闇堕ち“ミステリー 同作は、「サワコ~それは果てなき復讐」(2022年、BS-TBS)を手掛けた武井彩、蓼内健太によるオリジナル脚本。花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女店主、彼らを取り巻く人たちの一見、幸せそうな日常とは裏腹にダークサイドを描く、登場人物全員が裏の顔を持つ欺瞞(ぎまん)に満ちた”愛憎・闇堕ち“ミステリー。 本当の自分を隠して作りあげた偽りの幸せ、1通の手紙をきっかけに裂けていく夫婦、友人の絆。次々と明らかになる秘密と裏の顔を予想のつかない展開で描く。一緒に暮らしている夫や妻が、あなたの知っている人物ではなかったら、周囲にいる友人が、あなたを陥れようとしていたら…疑惑は嫉妬や執着を生み、やがて裏切りや復讐に発展していく。 ■豊田裕大がキスシーンの撮影秘話を告白「研究して撮影に臨みました」 キャストたちはそれぞれ役衣装の“喪服”で登壇。劇中でも、この“喪服”は登場するが、実は6人のうち1人だけ、今日のためだけに喪服を用意した人物がいるという。そんなMCの説明を聞いていたキャストたちは「誰ですか?」「誰のための喪服だったんでしょうか?」「ねー?」と即座に掛け合いを見せるなど、和やかな雰囲気で会見がスタート。 記者からの質疑応答ではキスシーンにまつわる質問も。主人公・穂花(臼田)の夫・雅道を演じる豊田は「僕、(キスシーンを)したんですけど…手の置き方や首の角度を事前に研究して撮影に臨みました」と告白。その後、どうやって研究したのかと聞かれると「僕が良いなと思う映画やドラマのキスシーンを見たり、あとは友達に聞いたりとか…」と意外な方法で役作りをしていたことが発覚した。 キスシーンのコツを友人に教わったという豊田に夫婦役を演じた臼田が驚きの表情を浮かべた他、親友・蒼太を演じた古川も「友達に聞いたのはやばいな!」と笑顔を見せていた。 ■臼田あさ美、現場で目撃した剛力彩芽の“裏の顔”を告白 また、全員が裏の顔を持つというドラマの内容にちなみ、出演者の“裏の顔”について聞かれた臼田は「私本当にすごいなと思ったのが、剛力彩芽さんは360度見えているんじゃないかと思うくらい、お芝居のことだけじゃなくて、ちょっとした現場のトラブルにもすぐさま反応していた。私が自分のことしか見えなくなっているときも、そばでサポートしてくれて…裏の顔というか“すごい顔”を持っています!」とにっこり。 すると、隣にいた剛力は「注意力が散漫なだけです! ずっとキョロキョロしているだけなので…。でも、ありがとうございます」と謙遜しつつも、うれしそうな表情を浮かべていた。 ■“裏の意味”を知った桃月なしこが謝罪「馴れ馴れしすぎたかな」 さらに、男性キャストがその場で花を選び、女性キャストにプレゼントすることに。すてきなメッセージと共に花を手渡した3人だったが、その後サプライズで“裏の花言葉”が明かされた。 豊田が臼田に選んだのは「赤黒いバラ」。表向きは「永遠の愛」という意味を持っているが、裏の花言葉は「死ぬまで憎みます」だという。それを受け、臼田は「そっちが本音かもしれないですね?」といたずらっぽい笑みをこぼした。 続いて、山下が剛力に選んだのは「黄色いカーネーション」。表向きは「美しい」という意味を持っているが、裏の花言葉は「あなたを軽蔑します」。剛力は「ひどい(笑)! でも、すごいですね、言葉のギャップが…」と驚きを隠せない様子だった。 最後に古川が桃月に選んだのは「黄色いバラ」。表向きは「友情」という意味を持っているが、裏の花言葉は「あなたには誠意がない」。表向きの花言葉を知った際、「今日からマブですね!」とうれしそうにしていた桃月だったが、裏の意味を知ると「今日からマブはちょっと馴れ馴れしすぎたかな、ごめんね。誠意を持って生きていきます」と笑顔を見せた。 会見の終盤、主演の臼田は2024年の目標について聞かれ「挑戦し続けます」と宣言。そして「今回、皆さんの鮮度の高いお芝居を見させていただいて、長くやってきたからできることもあるけれども、そうじゃないパワーもすごく感じ取ったので、私自身これからも新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを持っていたいなと思いました」と力強く語っていた。