学生らの活動成果紹介 5月6日までパネル巡回展 南房総の産学協働地域活力創造事業(千葉県)
学生たちが南房総市の地域課題解決策を発表する、活動成果報告パネル展が、同市内で開かれている。千葉工業大学と千葉大学の学生らが、市民らと一緒に取り組んだ活動内容や成果をパネルで紹介している。28日までは三芳農村環境改善センターが会場で、その後、5月6日まで市内各所を巡回する。 同市では、大学が持つ技術や知見、学生らの目線、行動力で、地域の課題解決のアイデアや活力を生み出そうと、総合戦略の一つ「産学協働地域活力創造事業」として、協働のまちづくりを展開。包括的な連携協定を結んでいる両大と取り組んでいる。 今年度は、各大学の学生や教員が、市民、NPO、企業、行政とともに地域の課題解決、地域づくりに取り組み、活性化や地域の人材育成につなげようと行ってきた、計14のプロジェクト活動についてパネルで報告。 小中高生を対象にした科学講座をはじめ、里山資源の利活用としての竹灯籠づくり、鳥獣被害解決に向けた取り組みなどが紹介されている。パネルには、学生らの報告を動画で見られる二次元コードも貼付されている。 各プロジェクトの成果報告は、市のホームページでも見ることができる。 詳しい問い合わせは、南房総市市民課市民協働グループ(0470―33―1005)へ。 今後の巡回日程は次のとおり。 ▽28日まで=三芳農村環境改善センター ▽29日~4月8日=富山地域センター ▽9~15日=子育て支援センターほのぼの ▽16~22日=白浜コミュニティセンター ▽23~29日=千倉駅多目的ホール ▽30日~5月6日=和田地域センター