阪神大震災追悼の灯り、各地へ 神戸「1.17」行事に向け
1995年の阪神大震災の犠牲者を追悼するため神戸市中央区の公園「東遊園地」にともされているガス灯「1.17希望の灯り」の火を各地の追悼行事に運ぶ分灯が7日、始まった。震災は17日で発生から29年となる。 希望の灯りは2000年に設置され、01年から各地の追悼行事へ分灯。11年の東日本大震災や、18年の西日本豪雨の被災地にも分けられた。参加者からは能登半島地震を受け「一番大変な時期だと思うが、希望を忘れないでほしい」と被災者を思いやる声も上がった。 この日は兵庫県内の中学校や市民グループなど約20団体が参加した。