普段、制服で通っている学校に私服で登校し、多様性を認め合うとともに社会とつながろうという企画が倉敷市の中学校で行われました。 思い思いの服装で登校してくる生徒たち。倉敷市の清心中学校で行われた「１ｄａｙ私服デー」です。私服で登校することでお互いの個性を認め合い社会とつながろうと、生徒会が提案し３年前から行っています。 服装に制限はなく、学びの場に合わせたものを自分たちで自由にコーディネートできます。 （生徒は…） 「きょうは学校なので動きやすいテーマで（服を）選んだ。私服を着ることで自分らしさを表現することができ、とてもいい企画だと思う」 「周りも制服ではない服で、それぞれ個性が認め合えるという今回の私服デーの目的に合っているので、それを感じることができた」 生徒会では、この企画に合わせて子供の貧困問題について関心を持ち社会貢献に取り組もうと、募金活動なども行いました。 （清心中学校なでしこ生徒会　坂口華菜会長） 「お互いに自分らしさだったり多様性を認め合う（のが狙い）。自分のクラスはたくさんの人が私服を着てくれていたので、たくさんの人が企画に賛同してくれていると思い、うれしい」 今回集まった寄付金などは、子ども食堂を運営する岡山市のＮＰＯ法人に贈られることになっています。