ZFとグッドイヤーが協業、車両運動制御ソフトと道路状況検知技術を統合
ZFとグッドイヤーは9日、協業すると発表した。ZFが持つ車両運動制御ソフトウエア「キュービックス」と、グッドイヤーの道路状況検知技術「サイトライン」を統合し、快適性や走行安定性などを高める。 米国で開催中の「CES2024」に合わせて公表した。今回の協業では、例えば雨天走行時などに起きる「ハイドロプレーニング現象」を検知した際、シャシーアクチュエーター(作動器)に車両を安定させるよう指示を出す。ステアリングの操舵性を確保したり、車両の安定性を向上させることで、ドライバーの負担を軽減させる狙いだ。 この技術は「CES2024イノベーションアワード」を受賞した。