スタイリッシュなシニアが大活躍のドキュメンタリー映画って?
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』激写されたい人ナンバーワン! 87歳のフォトグラファーに密着
『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』にも登場していたビル・カニンガム。ファッション誌『アメリカン・ヴォーグ』の編集長アナ・ウィンターに「私たちはいつもビルのために着るのよ」と言わしめた、ニューヨークタイムズ紙のファッションコラムを担当する、87歳の大御所フォトグラファーだ。 『ビル・カニンガム&ニューヨーク』(2013年公開、DVD発売中)のなかで、ビルはカメラ片手に自転車で街に飛び出し、有名無名を問わず街角の魅力的な人々を追い続ける。 華やかな世界に身を置きながら、食べ物にも着るものにもこだわりを持たないビル。いつも同じブルーの上着をまとい、狭いアパートのキャビネットに挟まれて眠るという質素な生活を送る。監督のリチャード・プレスはこの作品へのビルの出演依頼に8年もの年月を費やした。ファッション界をけん引しつつも、ずっと謎に包まれていた有名フォトグラファーの姿を映し出している。
『グレース ~ファッションが教えてくれたこと~』映画化のうわさも?
自伝『グレース ~ファッションが教えてくれたこと~』の映画化のうわさも気になる。 グレース・コディントンは、元モデルで74歳のクリエイティブディレクター。『アメリカン・ヴォーグ』の編集長の右腕を長年務め、ドキュメンタリー映画『ファッションが教えてくれること』でも注目を浴びた。26歳のときに自動車事故に遭ってから、エディター兼スタイリストに転向し、有名写真家たちと数々の伝説的ビジュアルを作りあげていった。現在アメリカの制作配給会社A24が映画化権を獲得しており、企画は進行しているらしい。グレース役の女優は未発表。