中日・柳裕也 幻のノーヒットノーランもチームの勝利に笑顔 延長本塁打でサヨナラ勝利
◇プロ野球セ・リーグ 中日2x―1広島(13日、バンテリンドーム) 中日は、先発・柳裕也投手が9回までノーヒットノーランの力投も味方打線が無得点で快挙ならず、10回にホームランでチームは勝利しました。 【画像】力投する中日・柳裕也投手 初回、先頭の岡林勇希選手が広島の先発・遠藤淳志投手の5球目144キロのストレートをとらえ、球団新記録となる26試合連続安打とします。しかし、後続にヒットが出ず得点をとることができません。 先発の柳投手は初回にエラーやデッドボールを与え出塁を許すもののヒットは許さず、9回まで投げノーヒットノーランピッチングで広島打線を無得点に抑えました。 延長10回、柳投手にかわって今季防御率0.00を誇る中日の守護神・マルティネス投手がマウンドに上がります。抜群の投球で3球で2アウトをとりますが、広島の6番・堂林翔太選手にスライダーをレフトスタンドへ運ばれ、得点を許しました。これがこの試合初の被安打となり、マルティネス投手としても今季初の失点となりました。 それでもその裏、先頭の石川昂弥選手が広島の矢崎拓也投手のストレートをとらえホームランで同点とすると、さらに続く宇佐見真吾選手が146キロストレートをとらえ、ライトスタンドへ飛び込むサヨナラホームランを放ちました。 快挙は逃したものの柳投手はヒーローインタビューで「皆さんの大声援のおかげでノーヒットノーラン達成できました。ありがとうございました」とチームの勝利に笑顔を見せました。