【和歌山県議会】推奨県産品制度「プレミア和歌山」の廃止後はどうするか
優良県産品推奨制度「プレミア和歌山」を廃止し、2025年度から新しい推奨制度をつくる方針を示している和歌山県の岸本周平知事は、廃止する理由について「事業者から、認証される商品数が多すぎてどこがプレミアムなのかと指摘する声もあり、より厳選感が伝わるような制度にしたい」と述べました。 これは6月24日に開かれた6月定例県議会で、改新クラブの谷口和樹議員の一般質問に岸本知事が答弁したものです。 県では、2024年度で廃止するプレミア和歌山に代わる新しい県産品推奨制度を2025年度からスタートさせる方針を示しています。 岸本知事は、その理由について「比較的小規模な産品だと商談にならない場合もあり、より厳選感が伝わり、よりプレミアな、国内・海外にきちんと売り出せるような県産品の推奨制度を作りたい」と述べました。 県によりますと、2008年度にスタートしたプレミア和歌山の認証制度には、現在、食品や加工品をはじめ、伝統工芸品や観光資源など、446事業者の1316品目が認証されています。 岸本知事は4月の定例記者会見で「プレミア和歌山に続く新しい推奨制度では、eコマースでの販売やネット投票での推奨品選考など、バズるような仕掛けづくりをしたい」とも話しています。