元監督の牛島和彦が解説!DeNAベイスターズが日本一に輝いた"勝因"とは?ソフトバンクの選手も分析…分岐点はどこにあった?
ノッてるキャッチャー
牛島「バットが止まるようにならなかった。その流れのまま行きましたね。ワールドシリーズでもそうでしたよね。ヤンキースのジャッジがボール球をどんどん振ってましたもんね」 加藤「これはキャッチャーが判断したんですか?それとも三浦監督の考えだったんですか?」 牛島「バッテリーでしょうね。真っ直ぐで空振りするシーンが結構多かったでしょ?」 ソフトバンクのバッターが、ボール球、落ちる球という意識を持たされてしまったそうです。そこへ150ぐらいの真っ直ぐ。すると振り遅れて空振り。 牛島「振り遅れると、早めに振らなきゃダメって、またボール球を振って空振りしてしまう。だからそういう巡り合わせがDeNAにはよかったかな」 三浦「私、陰の功労者は戸柱(恭孝)選手かなと思ったんですが」 牛島「戸柱よかったね。思いっきりここへ投げて来いみたいな感じで、ノッてるキャッチャーでしたからね」 戸柱捕手はクライマックスシリーズから打っていました。 牛島「打撃が絶好調なキャッチャーがリードしてくれてるんだから、こいつを信じていこう、みたいな気になるんですよ。結果が出るとどんどんバッテリーはノッていけます」 横浜DeNAベイスターズが日本一になれた理由を分かりやすく解説した牛島さんでした。 (尾関)