北朝鮮への経済制裁「効果は中国次第」 アジアプレス・石丸次郎氏が予測
アジアプレスでは、1月の核実験の後、10人の北朝鮮の現地住民に携帯電話で話を聞いたという。会見では、その通話の内容も紹介された。 北部地域に住む30代女性は、「ミサイル」発射後の電話取材に対し、「コメをくれるのなら喜ぶのでしょうが。食べものがなくて死にそうなのに」と、食料を配給せずに多額の費用をかけてミサイルを発射する政権への不満を語った。 10人に共通した答えは「核実験にもミサイル発射にも無関心」だったことで、さらに発足から4年が経つ金正恩政権の不人気ぶりも浮き彫りになったという。「若いために侮られている」(石丸氏)ようだ。また、今の北朝鮮の雰囲気は「恐怖」が支配しているとも語っていたという。