木製の恐竜骨格標本も…福井市観光交流センターが全体開業 北陸新幹線開業まで2週間
北陸新幹線福井駅舎東側の福井市観光交流センターが3月2日、福井観光の情報発信拠点となる「ふくい観光案内所」を含め全体開業した。県内一円の観光情報や食、伝統工芸などの魅力を伝えるおもてなし施設で、コンコースには木製の恐竜骨格標本もお目見え。記念式典では、関係者らが2週間後に迫った新幹線開業への機運を高めた。 センターは高さ約10メートルの鉄骨2階建て、延べ床面積約1600平方メートル。昨年10月に2階のカフェや屋上広場などが部分開業した。 この日開所した案内所は、1階南側の約200平方メートル。県観光連盟が運営する。パンフレットなどの観光情報は嶺南や奥越など県内エリアごとに配架。配架台には家の形を模したり恐竜オブジェを配したりすることで、福井の豊かな住環境や旅のわくわく感を表現した。
福井新聞社