水引×赤石五葉松 四国中央の伝統工芸と特産品が融合して新たな美(愛媛)
四国中央市の伝統工芸・水引で作った同市土居地域特産の「赤石五葉松」が、市役所に展示されている。水引の老舗と五葉松の生産者がタッグを組んで完成させた美しい作品で、市の担当者は「市発足20周年を記念し、市の木である五葉松と市の伝統工芸の水引細工の美しさの両方をぜひ見てほしい」と呼びかけている。 作品は大小(40センチ、25センチ)の2種類。水引細工の製造・販売を手がける有高扇山堂(有高秀三社長)と、赤石五葉松盆栽の輸出などを取り扱う赤石五葉松輸出振興組合(森高準一会長)が協力し、約半年の試行錯誤を経て制作した。
愛媛新聞社