磯山さやか「嘘解きレトリック」癒やしの演技が大好評! これからは「着物姿、時代劇」でのオファー殺到の未来
《昭和レトロな世界観がたまらない》と推す声もある。鈴鹿央士(24)と松本穂香(27)がダブル主演のフジテレビ月9「嘘解きレトリック」。初回の7.1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)から世帯視聴率は一度も2ケタを超えていないものの、《衣装、小道具、セット、どれも素敵》《このドラマを見るために1週間頑張ってる》などとファンの心はがっちりと掴んでいるようだ。 【写真あり】磯山さやか 2025年カレンダーで魅せた! グラビアレジェンド健在なり 「昭和初期の和洋折衷な衣装やセットは、若い世代には新しく、中高年にはどこか懐かしく感じられて見ていて楽しい。さらに探偵助手の鹿乃子を演じる松本さんをはじめ、刑事役の味方良介さんや、大倉孝二さんと磯山さやかさん(写真)が演じる食事処を営む倉田夫妻など、キャストが抜群に時代背景にマッチしている。このキャスティングの妙も熱烈なファンを生んだ要因のひとつでは」(テレビ誌ライター) 松本が昭和初期の設定が似合うというのは、すでにSNSの口コミなどで話題になっているが、芸能ライターのエリザベス松本氏は「磯山さんの食事処のおかみさんが、あまりに自然で板についているので初回から驚いています。大変失礼な言い方ではありますが、《磯山さんってこんなにも演技がお上手だったんだ!》と新鮮な思いで視聴しています」と話す。 2001年に芸能界デビュー、グラビアアイドルとして名を馳せた磯山は現在41歳。2006年放送の連ドラ「2ndハウス」(テレビ東京系)では主演を務め、2022年の「鎌倉殿の13人」にも出演してNHK大河デビューも果たしている。が、どうしても俳優というよりグラビアやバラエティーのイメージの方がいまだに強い。 「演技力もそうですが、磯山さんの昭和初期への馴染み加減にも驚きますよね。『嘘解き』の面倒見がよくて優しいヨシ江役は、そこにいるだけで癒やしムードを醸し出せる磯山さんにピッタリ。SNSにも《毎週磯山さんの演技に癒やされている》なんて声が。自然な演技に加え、レトロな時代背景と着物姿での演技がすんなり馴染んでいる。好演の裏には、ひょっとしてかつてレギュラー出演していた『志村けんのバカ殿様』で培ったものもあるのでしょうか」(前出のエリザベス松本氏) ご存じの通り、フジテレビ系「バカ殿様」シリーズは、2020年に亡くなった志村けんさん(享年70)の大ヒットお笑い番組。磯山はこの番組に長く腰元役として出演していた。スポーツ紙芸能担当デスクはこう言う。 「志村さんの人気バラエティー番組の出演者は、今も俳優として活躍している女性が多い。初期の頃に腰元役を演じた由紀さおりさんも今年9月のNHKドラマ『団地のふたり』でいい味を出していましたし、バカ姫役だった優香さんはすっかり俳優の顔に。『志村けんのだいじょうぶだぁ』で長くコントを演じていたいしのようこさんも今や名バイプレーヤーです。志村さんはコントだけではなく“演技のセンス”みたいなものを見抜く先見の明もお持ちで、それもあって共演者を選んでいたのでしょう。磯山さん本人も、志村さんのコントで学んだことが芝居の仕事につながっていると感謝しているそうです」 前出のエリザベス松本氏は「ここ数年はぽっちゃり系モデルとして女性誌などで大人気の磯山さんですが、『嘘解き』の演技が評判となった今、これからは特に着物姿、時代劇で多くオファーが舞い込みそうな予感がします」と話す。 磯山の活躍に志村さんも目を細めて喜んでいるに違いない。 ◇ ◇ ◇ 磯山さやかには「西麻布の貞子」と呼ばれた黒歴史が……気になる人は以下の関連記事【もっと読む】磯山さやか「西麻布の貞子」と呼ばれて“ハイハイ”で帰宅…では、本人の赤っ恥エピソードを紹介している。