【NFL】将来的にQBパーディーの報酬を大幅に上げることに備える49ersのCEO
ドラフト7巡目でブロック・パーディーを指名したサンフランシスコ・49ersは、格安で先発クオーターバック(QB)を手に入れるという恩恵を受けている。49ersのジェド・ヨークCEOはそうした贅沢が長くは続かないと理解しているようだ。
『Bay Area News Group(ベイエリア・ニュース・グループ)』によると、ヨークCEOは現地26日(火)にフロリダ州オーランドで実施された年次リーグミーティングの場で「チームのクオーターバックがチームおよびリーグで最も高給取りの選手の1人であることは、良い問題だ」と述べたという。
2024年、パーディーは49ersのサラリーキャップに対して100万4,000ドル(約1億5,215万円)を数えることになっているが、これは、プレーオフ経験のある先発選手はもちろんのこと、どのクオーターバックにとっても滑稽(こっけい)なほど低い数字だ。参考として挙げると、パーディーがキャップに対して計上する数字は、マイアミ・ドルフィンズのスカイラー・トンプソンやバッファロー・ビルズのシェーン・ブーシェル、ラスベガス・レイダースのエイダン・オコンネル、インディアナポリス・コルツのサム・エリンガー、ニューオーリンズ・セインツのネイサン・ピーターマンよりも少ない。今シーズン、49ersのバックアップQBであるジョシュア・ドブス(225万ドル/約3億4,080万円)とブランドン・アレン(202万ドル/約3億0,596万円)はどちらもパーディーの報酬を上回る予定だ。
ヨークCEOは、パーディーが来年に契約延長の資格を得たときに、その数字が急上昇することを理解している。
ヨークCEOは怯むことなく「市場とはそういうものだ。ブロックはこれまで誰も要求したことのないような要求をするだろう」とコメントし、「今、クオーターバックとして(年俸)4,000万ドルを超える選手が何人いるか分からない」と続けた。