京都ラグビー祭 京都工学院高が8年ぶりに京都成章高を破り、優勝!
5月26日、京都市右京区のたけびしスタジアム京都で、中学生から大学生までが一同に会する京都ラグビー祭が開催されました。 高校総体のリーグ戦、最終節が行われ、京都成章と京都工学院が春の優勝をかけて激突しました。 全国4回の優勝を誇る赤と黒の京都工学院ですが、15人制の試合では、8年間、京都成章から勝利できていません。 試合が動いたのは、前半14分、京都成章が京都工学院ディフェンスの裏へとキック。 弾んだボールをキャッチした京都工学院・ウイングの石塚がそのまま走り切りトライ! 京都工学院が先制に成功します。 先制した直後、京都工学院は自陣深くに攻め入られますが、春に向けて鍛え上げてきたディフェンスで京都成章からボール奪うと、自慢のバックス陣がボールをつなぎ、最後はスクラムハーフの片岡がトライを決めます。 さらに1トライを加え、京都工学院は前半を19対3とリードで終えます。 後半に入っても京都工学院の勢いは止まりません。 開始早々の2分、センターの木村がトライを挙げると、その後もたて続けにトライを決めます。 前後半あわせて9トライを奪った京都工学院が8年ぶりの春・優勝を果たしました。 試合後、京都工学院の選手・監督の目には涙が溢れました。 【声】京都工学院高校 広川陽翔 キャプテン 「選抜大会の予選で負けてしまって、そこから毎日、自分たちがやりたいラグビーを練習し続けてきたので、それがきょう、結果にあらわれてすごくうれしいです。 今回 点差を開くことができたので、冬の全国予選も点差を開けて笑顔で終わりたいと思います」 大学ラグビーは、関西大学春季トーナメントの2回戦が行われ、同志社大学と京都産業大学が対戦しました。 京産大の17点リードで迎えた後半26分、昨シーズン、リーグ全敗を経験したチームからの成長を見せたい同志社は、司令塔・スタンドオフ、京都成章出身の大島泰真が一人で持ち込みトライ! しかし、関西リーグ3連覇の京産大の壁は厚く、同志社大は43-7で敗れました。