BuzzFeed Japanは、海遊館にお話を聞いてみました。

――水槽に入った「海」をダイバーがサポートしていますが、こうしたサポートが必要な理由を教えてください。 「輸送中、容器に収容してきたため、最初は泳ぎがぎこちないことがあるのでその補助と、アクリルや壁面を避けて泳ぐことができるよう見守るためです」 ――水槽に入れたあと、どれくらいの間サポートを行う必要があるのでしょうか？ 「目安は30分ですが、ジンベエザメがサポートが必要ないくらいまで水槽に慣れたと判断できるまでサポートします」 ――今回の回遊経路調査以外にも、海遊館で行っている保全活動や取り組みはありますか？ 「ジンベエザメの回遊経路調査以外に、ミナミイワトビペンギンの人工繁殖（今年の6月に誕生したヒナは、凍結精子を用いた人工授精に成功した世界で2例目の事例です）、大阪湾のスナメリ調査などを行っています」 ――海遊館へジンベエザメを見る時に、意識しておくといいことがあれば教えてください。 「海にはこんな大きな魅力的な生き物がいます。ぜひ間近で観察して、模様の不思議さ、動きなど体感いただけるとうれしいです」 ・・・・・ 水槽へ入れるまでに入念な健康状態のチェックを行うだけではなく、水槽へ入ってからも、ダイバーによるサポートが必要なジンベエザメ「海」の搬入。 普段はあまり知ることのない、水族館の生き物に対するやさしさが感じられる投稿ですね。