空自基地でPFAS超過 井戸調査、岐阜・各務原
岐阜県各務原市の水道水の水源「三井水源地」から、国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)を上回る有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、同市は16日、市全域から選んだ井戸95カ所の水質を調査した結果、航空自衛隊岐阜基地内の2カ所を含む計6カ所で目標値を超えたと発表した。市と県は、基地の周辺の井戸を対象に、詳しい水質検査を行う。 市によると、調査は8月下旬から今月中旬まで実施。目標値を超えたのは、三井水源地付近の4カ所で57~150ナノグラムを検出した。いずれも昨年の調査でも超過しており、飲用の1カ所が含まれる。