鹿児島市長選 下鶴氏が再選
任期満了に伴う鹿児島市長選挙は24日に投開票が行われ、無所属の現職 下鶴隆央さん(44)が2期目の当選を果たしました。 再選を果たした下鶴隆央さんは鹿児島市出身の44歳で、東京大学を卒業後、コンサルティング会社への勤務を経て2011年から県議会議員を3期務め、前回2020年の市長選で初当選しました。 下鶴さんは待機児童ゼロ達成や、「書かない窓口」などICTを活用した市民サービスの向上など1期目の実績をアピール、デジタル化による稼ぐ力の向上や、農林水産業の振興、県や民間と連携した「オール鹿児島」でのサッカースタジアム整備を訴え、一騎打ちの選挙戦を制しました。 元鹿児島市議の桂田美智子さんは、市が構想するサッカースタジアム整備については、民間主導への転換を主張、高校卒業までの子ども医療費無償化や、敬老パスの無料化など、福祉の充実などを軸に訴えましたが、及びませんでした。 なお、投票率は27.21%で、前回2020年を10.95ポイント下回りました。