金ローで映画『ゴジラ-1.0』地上波初放送 日本映画初のアカデミー視覚効果賞 受賞作
日本テレビ「金曜ロードショー」で、映画『ゴジラ-1.0』の放送が決定した。 放送日は11月1日(金)。本編ノーカットで地上波初登場となる。 【画像 17点】山崎貴監督や神木隆之介さんも履いた“ゴジラシューズ”を見る 今回の発表にあわせて、神木隆之介さん、浜辺美波さん、山崎貴さんからのコメントも到着している。
アカデミー賞を受賞した映画『ゴジラ-1.0』
『ゴジラ-1.0』は、2023年11月3日に公開されたゴジラ70周年記念作品。 日本で制作された実写ゴジラ映画としては通算30作目で、山崎貴さんが監督・脚本・VFXを担当。主演に神木隆之介さん、ヒロイン役として浜辺美波さんが出演した。 舞台となるのは、戦争によって焦土と化し、無(ゼロ)になった戦後の日本。そこに追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現。圧倒的な力で日本を負(マイナス)に叩き落とす。 絶望的な状況下で、戦争を生き延びた名もなき人々が、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていくストーリーが展開される。 2023年に北米で公開された外国語映画として興行収入で1位、全米で公開された歴代邦画実写作品の興行収入でも1位を記録。 第96回アカデミー賞でも視覚効果賞を受賞している。
ゴジラに関する番組を放送「ゴジラVS日本テレビ 日テレ系ゴジラWEEK」
日本テレビでは、10月26日(土)~11月2日(土)を「ゴジラVS日本テレビ 日テレ系ゴジラWEEK」と題し、ゴジラに関する様々な番組を放送。 BS日テレでは、10月26日(土)19時に『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』を、11月2日(土)19時に『ゴジラ1.0/C』が放送される。 10月31日(木)25時29分には関東ローカルでドキュメンタリー『映画監督 山崎貴の世界~少年は夢を追い続ける~』を再放送。そのほかコラボ番組も予定されている。 また、特設ページで制作中の裏話や、こだわったシーンなど、山崎貴さんへの質問を募集。回答は『ゴジラ』の公式Xのアカウント(@godzilla_jp)で公開される。
山崎貴監督、神木隆之介さん、浜辺美波さんのコメントも到着
【敷島浩一を演じた、神木隆之介さんからのコメント】 海軍航空隊で実戦も行わないまま特攻隊に入れられ、機体の故障を偽り戻ってきた男・敷島浩一を演じました。 不器用で無骨、しかしその中に人を見捨てられないという優しさを持った人間です。 典子という人と出会いモノクロだった彼の人生がじんわり彩りを取り戻していきますが、ゴジラが出現し人生は絶望へと向かっていきます。 彼が背負った、背負わざるを得なかった想いを自分なりに噛み砕き、戦争とゴジラへの絶望と典子への希望を表現できるように頑張って演じたつもりです。 山崎貴監督率いる白組の皆様が作り出すゴジラ、VFXが大きな見どころだと思います。 ゴジラが現実世界に居るんだと信じさせてくれるVFXです。 特に海でのシーンは、水の表現が圧巻で唯一無二なシーンになっていますので、ぜひ金曜ロードショーでご覧ください! 【大石典子を演じた、浜辺美波さんからのコメント】 この度『ゴジラ-1.0』が金曜ロードショーにて放送していただけること、とても感謝しています。また、たくさんの方に観ていただける日を迎えるのが今から楽しみです。私が演じた大石典子という女性は、戦争で全てが焼けてしまった東京で、唯一の守るべきものを抱きしめて、強く必死に生きている女性です。抗って生き抜けば、その先がきっとある、そう心に願っています。戦後の日本が更なる絶望に襲われ、どう立ち向かっていくのか、テレビの前で見届けていただけると嬉しいです。『ゴジラ-1.0』で描かれるゴジラの衝撃をおうちでも是非楽しんでくださいね。 【山崎貴監督からのコメント】 遂に『ゴジラ-1.0』が地上波で観てもらえるという事に喜んでいます。それも今までの僕の様々な作品を放送してくださった金曜ロードショーである事も感慨深い物があります。 怪獣映画だからって食わず嫌いしていた人達にも、是非観てほしいですし、地上波での放送は気軽に観てもらえる絶好の機会ですので、このチャンスに沢山の怪獣映画ファン(特にお子さん)が新たに生まれてくれるといいなと思っています。僕も最初の怪獣映画との出会いはテレビでの放映でした。あのときの光景に似たシーンが日本中のご家庭で繰り広げられると思うと楽しみでなりません。 (C)2023 TOHO CO., LTD.
KAI-YOU編集部