渋野日向子は40位で終戦「気持ちは前向き」シード争い崖っぷちで次週フロリダへ
<TOTOジャパンクラシック 最終日◇5日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72> 【渋野日向子】シーズン開幕前から変わった?トップの位置は?スローで分析 29位タイからスタートした渋野日向子は3バーディー、1ボギーの「70」のラウンドで、通算12アンダーの40位タイに終わった。上位80人がシードを得る米女子ツアーのポイントランキングは今大会前と変わらず81位。ボーダーライン上のまま、シード争いの最終戦となる来週の「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジ」を迎えることとなった。 この日は5番でボギーが先行する苦しい展開も、その後はピンチをしのぎ、後半に3バーディー。ビッグスコアとはいかなかったが、連日着実にスコアを伸ばし「4日間ともアンダーパーで回れたのは良かった」と振り返った。 シード争いの真っ只中にあり、ラウンド中もどうしても順位やポイントのことが気になる状況。「(アジアシリーズの)この4週間の中では一番、そういうことを考えずにゴルフに、一打に真剣に取り組めたので、最近ではマシなプレーができたと思います」。調子が上がらない中、今できる精一杯のプレーはやり切った。 日本で大ギャラリーの声援を受け「気持ちはすごく前向きになりました。それが結果に結びついてくれればいいですけど。上を目指して頑張ります」。次戦の舞台はフロリダ。米東海岸への、ハードな移動を経て、最後の戦いに挑む。