エンゼルス4点リード守れず 7回に7安打4四死球で8得点許し大逆転負け 借金は今季ワーストの12
◆米大リーグ エンゼルス5―10カージナルス(13日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム) エンゼルスが13日(日本時間14日)、本拠でのカージナルス戦を4点リードの試合展開にしていたが、7回に一挙8失点でまさかの逆転負け。今季ワーストの借金12となった。 3回にピラーの4号2ランなどで4点を先取。6回は、それまで無失点に抑えていたソリアーノが1死満塁のピンチを迎えたが、2番手シンバーがゴールドシュミットを二ゴロ併殺打に仕留めて4―0での勝利が見えてきたかと思われた。 ところが、7回先頭のアレナドに3号ソロを浴びたシンバーが連続安打され、3番手にベテラン左腕ムーアが登板。連続安打され2―4。1死を取るも1番カーペンターに右前安打され同点。ヌートバーが四球で再び満塁となって4番手ガルシアが登板すると、いきなり押し出し死球で勝ち越しを許した。2死後、押し出し四球とさらにヘレーラのこの回2安打目となるタイムリーが飛び出し、走者2人がかえって4―8となった。 逆転されると打線も勢いがなくなり、反撃も1点止まり。9回には決定的な2点を許し、5―10で敗戦した。15勝27敗で借金12は今季ワースト。トラウトが戦列を離れてからは4勝9敗と泥沼状態になってきた。 なお、カージナルスのヌートバーは3打数無安打2四球で打率は再び1割9分6厘となった。
報知新聞社