鈴木康友知事 無難な議会運営で初の県議会終える議会側も「通常の議会運営」を評価
鈴木知事就任後初となった静岡県議会6月定例会は、8日閉会しました。県議会からは鈴木知事の運営手法を評価する声が上がりました。 久須美舞記者: 「県議会最終日。鈴木知事にとって初めての県議会が きょう閉会します」 静岡県議会6月定例会は、県の職員や教職員の勤務手当に関する条例の一部改正や、担い手不足が深刻化する建設業の支援拡充を求める意見書など、23の議案と5つの意見書すべてを可決して閉会しました。 鈴木知事(終了後): 「無事に定例会も終了いたしまして、良かったなと思います」 Q会派とのコミュニケーションは? 「通常通り、しっかりとコミュニケーションが取れたというふうに思います」
自民党改革会議・相坂摂治代表
去年の6月定例会はいわゆる「コシヒカリ発言」に端を発した給与減額問題を巡り、不信任決議案が1票差で否決される事態となりました。 閉会後に会見を開いた最大会派の自民改革会議は去年を振り返り、今回は「通常の議会運営ができた」と評価しました。 自民党改革会議・相坂摂治代表: 「おおむね落ち着いた議会運営になったのではないかなと思っている。(鈴木知事には)通告した質問に対しては真しに答えてもらえたと思う」 今後目指す議会運営については、「会派対知事」ではなく「国や関係団体などとの意思疎通や、関係構築が重要」だと指摘しました。 自民改革会議・相坂摂治代表: 「お互いに情報共有をしていきながら、目標を共有していけるような新しい当局と我々との関係を築き直す、築いていくということだと思う」