厚岸のコンキリエ14年連続1位 じゃらん道の駅食事部門
北海道の道の駅厚岸グルメパーク(厚岸味覚ターミナル・コンキリエ)が、旅行雑誌「北海道じゃらん」4月号の道の駅ランキング2024「レストランなどの食事」部門で92・7点をマークし、14年連続1位を獲得した。全部門において90点以上の獲得は同駅が唯一で、全9部門による総合ランキングは80・9点と前年の19位から5位に躍進。特産のカキをはじめ、地元グルメの充実で連覇を堅守した。 同ランキングは、同誌が毎年行っている「道の駅満足度アンケート」で、道内127駅を対象に食事や土産品、接客・サービス、観光や道路情報、トイレや休憩コーナー、清潔感など9部門の得点を集計。今回は1945件が寄せられた。 同ランキングでは、館内レストランやカフェ、オイスターバール、炭火焼きとジャンルの違う飲食店で多彩なカキメニューを味わえることや厚岸ウイスキーの取り扱い、同館オリジナルの「金のかき」シリーズなど土産品の充実も高評価を得た。 コンキリエは昨年、開設30周年。同年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから旅行自粛ムードが緩和。個人客の増加も相まって入館者数は今年2月末で30万人、売り上げ額は同3月末で6億円を見込み、どちらも過去最高となった。 加藤裕之支配人は「厚岸のカキを目的に来館する人や道内客を中心に、リピーターが多いと実感している。14連覇を励みに、常に変化と進化を意識したサービスに努めたい」と話している。
釧路新聞